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日本から浄水器を持ち込みました。上海でも問題ありませんよね?
大家さんが浄水器を設置してくれるけれど、気をつける点は?
本体を購入したほうが、長い目で見ると安くなりますよね?
いったい、どの浄水器を利用すればいいのかわからない!


●何を除去してくれるのか確認しましょう。

一口に浄水器といっても千差万別です。ネーミングやイメージだけにとわられず、その浄水器が何を除去してくれるのかよく調べましょう。
非科学的な効能(機能)ばかりを主張し、ほとんど水をきれいにする機能を備えていないものもありますので、注意してください。
上海では日本のような安全な水道水が前提ではありません。
また、販売店や代理店はメーカーと違い知識不足であったり企業モラルが低くなりがちですので、セールスの説明を鵜呑みにせず、製品の情報はメーカーHPを閲覧したり、直接問合せるなどして確認しましょう。

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●現地向けに開発した商品か確認しましょう。

除去対象物質が変われば、これに合わせて浄水器の性能も変えるべきことは当然です。
たとえば日本製の浄水器の場合、製品説明書やメーカーのHPに「日本の水道水の水質基準に合格した水をお使いください。」と必ず書いてあります。中国は広く地域的な水質の違いが大きいため、単に中国向けというのではなく、「上海向け」「北京向け」と地域別に開発した商品を選ぶほうがより安心です。
浄水器はどんな水からも一定な水質の水を作り出すものではなく、水道水を浄化するための物だからです。
浄水器設置により安心を得たはずが、過信により危険も見過ごすことにもなりかねません。

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●浄水器は消耗品だと認識しましょう

各メーカー新商品の開発に力を入れています。浄水器の性能を左右するものはフィルターですから、フィルターの開発に力を入れているといえます。原則、新フィルターの機能を享受するためには本体も買い換えなければなりません。ただし、本体は常にキャンペーンなど通じて価格を抑え市場に提供していますので買い替え費用は抑えられます。日本での携帯電話やプリンター市場と状況は似ているのかもしれません。
また、そもそも浄水器本体の保証期間をほとんどのメーカーは1年としています。浄水器は長くても3年ほどを目処に買い換える消耗品だということを認識しましょう

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●日本よりコストがかさむことは仕方ありません。

「日本より安い」「半年間フィルター交換不要」「自分で洗える」などの宣伝には注意が必要です。
日本の水道水と上海のそれを比べると大きな差があります。行政としても改善に取り組み高く評価できますが、二次汚染という短期的には解決し難い問題を抱えています。TDS数値でも平均して5倍以上、懸濁物質を含めた実際の汚れには10倍以上の開きがあるでしょう。
したがって、フィルター交換頻度は上がりますので、結果として日本よりもコストがかかるのは必然です。掃除機を例にとって考えると解りやすいかもしれません。汚れを吸い込み、溜まれば捨てなければなりません。上海において半年間もフィルター交換しなくてよい浄水器は、ゴミを吸い取らない掃除機と同義です。ちなみに、浄水の主な原理は活性炭による吸着ろ過しますが、この活性炭を手で洗い再生することは残念ながら出来ません。浄水器が除去するものは水中のミクロの汚れですから、これを手で洗い流すようなことは不可能です。仮に、工場などで分解し再生したとしても、かえってコストがかさみます。勿体ないようですが、フィルターは常に新しいものを買い換えるよりほかありません。

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●ランニングコストを正確に計算しましょう。

○ヶ月使える!一日あたり○○円など、鵜呑みにせず正確に計算しましょう。浄水器利用のコストを考えるとき、特に上海ではフィルターの値段とその交換周期を中心に考えなければなりません。 ポイントは2つです。

1.フィルター交換の目安は、上海の水道水を基準に考える。
日本製浄水器の場合、日本の水道水を通水した場合の目安を広告に使っていることもありますので注意してください。上海の水道水を通水した場合は1/3〜1/10ほどに短縮されますのでその分考慮して計算しましょう。

2.総ろ過水量(浄水できる水の量)に注目する。
よく広告に、”カートリッジの交換周期は○○ヶ月です”と記載されています。しかしよく読むと小さな字で「1日○○Lの計算です」と書かれているのはご存知でしょうか? 水は思ったより使っているもので、下記使用量の目安を参考に計算してみてください。

※平均使用量目安
お米をとぐ:15〜20リットル
野菜を洗う:15〜20リットル
シャワーを浴びる(1人):64リットル( = 8?/Min × 8min )
お風呂に溜める:200リットル

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日本でも使えるからと思い、せっかく日本で買うよりも高いお金を払って浄水器を購入したけれど、フィルターの交換費用がかさみ思ったより割高になってしまった!

大家さんが浄水器を設置してくれたけれど、目詰まりして頻繁に自己負担でカートリッジを購入しなければならない!

このようなことがないように、水は毎日使うものですから、また人にとって大切なものですから、宣伝文句に惑わされず、コストと効果をよく考えましょう。購入前に、無料のお試し期間を設けているところも増えてきましたので、十分に比較してみるのもよいでしょう。